私たちトヨカワ産業は、粘着加工を主業務とする会社です。
物と物を貼り合わせる。これを「溶接」(ラミネート)と表現しますが、この接着には目的により多くの方式があります。
一般的には、接着剤を介して貼り合わせる「接着剤ラミネート」が主流を占めていますが、「熱融着」(ヒートラミ)、「高周波融着」(ウェルダーラミ)、「押し出しラミ」等も、素材や、目的に応じて使用されています。
当社は、この中で接着剤ラミネートの方式を採用し、粘着加工を行っております。
その接着剤ラミネートにおきましても、目的や貼り合わせる素材の組み合わせ等により、様々な粘着剤が使用されています。代表的なものは、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ナイロン樹脂等の熱硬化型接着剤や、SBR系、クロロプレン系、ニトリルゴム系等のゴム柔接着剤や、アクリル系、合成ゴム系の感圧性接着剤があります。
当社はこの内の感圧性接着剤を使用しております。これは一般に粘着材と称され、その特徴は“ベタツキ”であり、この“ベタツキ”を利用して貼り合わせを行います。このように当社で粘着加工したものは、特に初期粘着性に優れた接着方式となっております。
当社は、同業他社には見られない粘着加工方法を取り入れ、多岐にわたる品種に粘着が可能です。また他社では引き受けにくい小ロットにも対応させていただいております。
粘着加工に関するご相談は何なりと当社までお願いいたします。